ダイハツタフトのドライバー施行解説について [ダイハツ工業]
こんにちは、シノピー(川田忍)です。
SSブログ、更新いたします。
ダイハツの多目途クロスカントリー4WD車種であったタフトが今年の6月に軽SUV車種として復活されました。
ここ最近になり、自分はSUV車種に興味を持つようになりましたが、今年2020年は20年ぶりの再来ブーム到来を意味して、1月にこのダイハツタフトとのライバル関係にあるスズキ2代目ハスラーが、そして6月にはトヨタ4代目ハリアーとこのダイハツタフト、そして8月にはトヨタヤリスクロスがそれぞれ登場いたしました。
今、爆売れしているのはトヨタヤリスクロスであり、友達フォローであるしのぴんさんのブログにもそのネタ記事を取り上げていましたが、ベース車両よりもかなりスポーティ感を前面に強く押し出したような外装デザインがまともに自分にして、似合いがあります。
さて、ここで取り上げるダイハツタフトは昭和49年8月に登場した初代モデル機種のほうを基に取り上げることにいたします。
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初代F10型系は当時の三菱ジープと旧360ccモデル車種の初代ジムニーの隙間を埋める四輪駆動車種として昭和49年8月に発売されました。
本家ウイリスのオリジナルジープや三菱J50系ジープと同じ80インチのホイールベースに、現行型ジムニーより狭いトレッド、そんな小ぶりな車体に不釣り合いな太いアクスルと、見るからに捻れない閉断面構造のラダーフレームを持ち、あらためて車体寸法を見直すと、現行ジムニーよりコンパクトで軽いことに驚かされます。
TAFTとは Tough & Almighty Four wheel Touring vehicle の略。
その意味合いより、まずタフさが印象付けられるキャッチーなネーミングは秀逸だと思う。
しかし、これは新型TAFTだと Tough&Almighty Fun Tool の略というふうに変わっている。
なるほど2WDモデルの設定があるからか…。
当初の車両型式は4人乗りのF10と、リヤオーバーハングを延長して6人乗りとしたF10Lの2タイプで、いずれ幌ドアタイプ。昭和50年排ガス規制適合後は、型式の頭に H- がついて、H-F10(L)などとされた。
4ナンバーゆえ、乗用車の排ガス規制と施行年度や排ガス記号が異なるためピンとこないかもしれないが、四駆では三菱ジープやジムニーエイトにも付与され、小型トラックやバンでも多く見られる記号であり、規制内容はまだゆるやかで、複雑な配管類や触媒装着によって性能を犠牲にされてはいない。
搭載エンジンユニットは、当時としては高回転型で、レスポンスの良い58psのFE型1リッターOHVエンジンユニットの1機種で、低い減速比を組み合わせる。その走りはライトウェイトスポーツに似ていると評されながら、路上での非力さは否めなかった。
悪路を走るにはパワーなどいらないが、販売上は大排気量のジープや維持費の安いジムニーに対抗するのは難しく、諸元上の最高速度は100km/hだが、実際は80km/h巡行も疲れている。
きわめて強靭なシャシーも当時は評価の対象になりにくく、カタログでもアピールされてはいなかった。良くデザインされたボディはオモチャっぽく映ったかもしれない。
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初期型 1974年(昭和49年)8月~1976年(昭和51年)9月
初期型は4人乗り仕様と6人乗り仕様のいずれ幌ドアタイプ構成であり、当時の他多目途クロスカントリー4WD車種にはスチール製バンタイプが用意されていたにも関わらず、初代F10型はまだラインアップされていなかったので、そのままドライバー施行、4人乗り仕様を選択することにしています。
初代F10型は当時の初代ジムニー風の車体面にトヨタランクル40を小径化したような外装デザインが特徴で、間違えやすいほどのものでありました。
リッタークラスの多目途クロスカントリー4WD車種を意識しますと、スズキジムニー8が当時要するまでは、この初代F10型が最初のリッタークラスの多目途クロスカントリー4WD車種ではないかと思う。
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中/後期型へ続きます。
※記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしております。
by.シノピー「川田忍」
SSブログ、更新いたします。
ダイハツの多目途クロスカントリー4WD車種であったタフトが今年の6月に軽SUV車種として復活されました。
ここ最近になり、自分はSUV車種に興味を持つようになりましたが、今年2020年は20年ぶりの再来ブーム到来を意味して、1月にこのダイハツタフトとのライバル関係にあるスズキ2代目ハスラーが、そして6月にはトヨタ4代目ハリアーとこのダイハツタフト、そして8月にはトヨタヤリスクロスがそれぞれ登場いたしました。
今、爆売れしているのはトヨタヤリスクロスであり、友達フォローであるしのぴんさんのブログにもそのネタ記事を取り上げていましたが、ベース車両よりもかなりスポーティ感を前面に強く押し出したような外装デザインがまともに自分にして、似合いがあります。
さて、ここで取り上げるダイハツタフトは昭和49年8月に登場した初代モデル機種のほうを基に取り上げることにいたします。
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初代F10型系は当時の三菱ジープと旧360ccモデル車種の初代ジムニーの隙間を埋める四輪駆動車種として昭和49年8月に発売されました。
本家ウイリスのオリジナルジープや三菱J50系ジープと同じ80インチのホイールベースに、現行型ジムニーより狭いトレッド、そんな小ぶりな車体に不釣り合いな太いアクスルと、見るからに捻れない閉断面構造のラダーフレームを持ち、あらためて車体寸法を見直すと、現行ジムニーよりコンパクトで軽いことに驚かされます。
TAFTとは Tough & Almighty Four wheel Touring vehicle の略。
その意味合いより、まずタフさが印象付けられるキャッチーなネーミングは秀逸だと思う。
しかし、これは新型TAFTだと Tough&Almighty Fun Tool の略というふうに変わっている。
なるほど2WDモデルの設定があるからか…。
当初の車両型式は4人乗りのF10と、リヤオーバーハングを延長して6人乗りとしたF10Lの2タイプで、いずれ幌ドアタイプ。昭和50年排ガス規制適合後は、型式の頭に H- がついて、H-F10(L)などとされた。
4ナンバーゆえ、乗用車の排ガス規制と施行年度や排ガス記号が異なるためピンとこないかもしれないが、四駆では三菱ジープやジムニーエイトにも付与され、小型トラックやバンでも多く見られる記号であり、規制内容はまだゆるやかで、複雑な配管類や触媒装着によって性能を犠牲にされてはいない。
搭載エンジンユニットは、当時としては高回転型で、レスポンスの良い58psのFE型1リッターOHVエンジンユニットの1機種で、低い減速比を組み合わせる。その走りはライトウェイトスポーツに似ていると評されながら、路上での非力さは否めなかった。
悪路を走るにはパワーなどいらないが、販売上は大排気量のジープや維持費の安いジムニーに対抗するのは難しく、諸元上の最高速度は100km/hだが、実際は80km/h巡行も疲れている。
きわめて強靭なシャシーも当時は評価の対象になりにくく、カタログでもアピールされてはいなかった。良くデザインされたボディはオモチャっぽく映ったかもしれない。
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初期型 1974年(昭和49年)8月~1976年(昭和51年)9月
初期型は4人乗り仕様と6人乗り仕様のいずれ幌ドアタイプ構成であり、当時の他多目途クロスカントリー4WD車種にはスチール製バンタイプが用意されていたにも関わらず、初代F10型はまだラインアップされていなかったので、そのままドライバー施行、4人乗り仕様を選択することにしています。
初代F10型は当時の初代ジムニー風の車体面にトヨタランクル40を小径化したような外装デザインが特徴で、間違えやすいほどのものでありました。
リッタークラスの多目途クロスカントリー4WD車種を意識しますと、スズキジムニー8が当時要するまでは、この初代F10型が最初のリッタークラスの多目途クロスカントリー4WD車種ではないかと思う。
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中/後期型へ続きます。
※記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしております。
by.シノピー「川田忍」
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