ダイハツタフトのドライバー施行解説について part2 改訂 [ダイハツ工業]
こんばんは、シノピー(川田忍)です。
SSブログ、更新いたします。
前回記事の続きです。
ここからは昭和51年9月のマイナーチェンジモデル機種以降の中/後期型のドライバー施行解説をすることにいたします。
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中期型 1976年(昭和51年)9月~1978年(昭和53年)9月
昭和51年9月にマイナーチェンジを受け、外観ではグリルデザインの小変更がなされました。
それまでのスリットタイプから長方形タイプへイメチェンしています。
また、新たなラインアップ追加として、当時のトヨタコロナやハイエースに使われたトヨタ12R-J型1.6リッターOHVエンジンユニットを搭載した、F20 “タフトグラン” を発売しつつも、従来のF10型は車種整理が行われ、6人乗り仕様がラインアップから外れ、尻の短い標準4人乗り仕様に一本化した。
従来のFE型1リッターOHVエンジンユニットとの外見上の違いはボンネットの膨らみであり、実際これがないと、エンジンは収まらず、その強い心臓が載った証拠でもありました。
タフトグランは従来比22ps出力向上、車重が75kg増加、排気量拡大に合わせてデフの減速比を5.571から4.777に高められている。
まだ、5段ギアミッションは夢の時代で、トップギヤは直結4段ギアミッションのまま。しかもトランスファーは通常使用のハイレンジでも1.3倍に減速された作業車的な性格だったから、高速不適応ぶりは相変わらずでした。
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中期型 1976年(昭和51年)9月~1978年(昭和53年)9月
中期型はトヨタ製12R-J型1.6リッターOHVエンジンユニットを搭載したF20型「タフトグラン」がラインアップ追加、F10型と同様に6人乗り仕様と4人乗り仕様、これ唯一に従来の幌ドアタイプに加えて、スチール製バンタイプもラインアップしています。
従来のF10型は車種整理で6人乗り仕様がカタログ落ちして、標準4人乗り仕様のみに一本化されているが、F10型からカタログ落ちした6人乗り仕様は、前述F20型に座を譲ることになります。
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ドライバー施行にあたり、追加ラインアップしたグランシリーズは
F20型標準・4人乗り仕様
F20L型ロング・6人乗り仕様
F20V型スチール製バン 4人乗り仕様
の3タイプを該当グレード機種として、ドライバー施行を求めることになります。
自ら好意のスチール製バンは推薦機種にあたり、まだここではガソリンエンジンユニット唯一構成だが、後期型以降のDG型2.5リッターディーゼルエンジンユニット機種の該当唯一構成にさせるまでは、そのままドライバー施行に我慢しきれるほどの基づきが必要であります。
従来のF10型もドライバー継承しているが、中期型から標準4人乗り仕様にラインアップを縮小したため、そのままドライバー施行を受けることになっています。
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後期型 1978年(昭和53年)9月~1981年(昭和56年)9月
二度目のマイナーチェンジを行い、グリルデザインの変更がなされるとともに、それまでのガソリンエンジンユニット機種に加えて、自社製DG型2.5リッターディーゼルエンジンユニットのF50型が追加設定され、当時の2t積小型トラックであるデルタ2000で実績のある鉄の塊のようなエンジンユニットであり、最初に積まれたFE型1リッターOHVガソリンエンジンユニット機種の倍ほどの重さがあり、今流にはフェイスリフトなんていうらしいが、グリル変更に伴い、顔つきが変わって見た目も近代化した。
このとき、エンジンルーム内に配されたステアリングリンケージの取り回しがダイレクト感を増す方向で簡素化され、極太トルク型の出力特性や重量と相まって、骨っぽい乗り味がより濃くなっています。
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後期型に入り、二度目のマイナーチェンジで外観デザインが新しくなりました。
外観デザインも再度のグリル変更がなされ、当時のランクル40に似せたような見栄えとなりました。
また、この後期型で新たにディーゼルエンジンユニット機種がラインアップされ、自社製DG型2.5リッターは小型トラックのデルタ2000をベースにした改良版であり、この中期型からドライバー施行開始を得る中で、従来の12R-J型1.6リッターガソリンエンジンユニット機種との併行ドライバーを最終型まで実現することになります。
ただし、初期型のF10型、FE型1リッターOHVガソリンユニット機種はこの中期型でフェードアウトしてしまい、ガソリンエンジンユニット機種は中期型の12R-J型1.6リッターに一本化してしまったので、ここでドライバー終焉することになってしまいます。
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ドライバー施行にあたり、自社製DG型ディーゼルエンジンユニット機種がラインアップされたことから、ここでドライバー施行開始を得ることになっています。
従来の12R-J型ガソリンエンジンユニット機種との併行ドライバーもここから始め、最終型まではこの展開で遣り甲斐をするのだが、ドライバー施行されるタイプ機種は
DIESEL 2500
鋼板ドア仕様
スチール製バンスタンダード
GRAN 1600
幌ドア
スチール製バン
のいずれ2タイプの計4タイプ構成です。
この後期型でFE型1リッターガソリンエンジンユニット機種とスチール製バンの6人乗り仕様がラインアップから外れてしまい、いずれのドライバー終焉もなされています。
自ら好意のスチール製バンはこの後期型曰く、推薦機種として取り上げられ、DG型2.5リッターディーゼルエンジンユニット機種のみならず、12R-J型ガソリンエンジンユニット機種もそれに含めている。
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最終型 1981年(昭和56年)10月~1984年(昭和59年)4月
昭和56年10月に最後のマイナーチェンジを受け、再度のグリルデザイン変更のほかにエンジンバリエーションをディーゼルエンジンユニット機種に一本化、幌型のバスタブボディにFRP製のハードトップを被せたレジントップ仕様の追加設定が行われました。
また、翌年には最終型末期として、ディーゼルエンジンユニット機種はDL型2.8リッターにサイズアップしています。
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最終型に入り、最後のマイナーチェンジで外観デザインを改め、グリルデザインが再度変わり、当時のランクル40の類似化をより一層、見栄えさを増すようになったのが特徴です。
最終型はディーゼルエンジンユニット機種に整理されたことで、ガソリンエンジンユニット機種のドライバー終焉を迎えようとしているが、スズキジムニーを除いた当時の多目途クロスカントリー4WD車種においても、トヨタランクル40は昭和54年9月の後期型以降で済ませ、三菱ジープのほうはパジェロの登場以降の昭和61年の類別整理までディーゼルエンジンユニット機種との併行ドライバーを受けるという遣り甲斐を見せるようになります。
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ドライバー施行にしても、3タイプ8バリエーションのうち、
レジントップ
デラックス
スチール製バン
デラックス
幌型
鋼板ドア・デラックス
以上3タイプを該当グレード機種としてドライバー施行を受けることになっています。
ディーゼルエンジンユニット機種化したことに伴い、ガソリンエンジンユニット機種の消滅で相当車種自体にドライバー終焉を迎え、スズキジムニーを除く当時の多目途クロスカントリー4WD車種においても、トヨタランクル40は昭和54年9月の後期型以降で済ませたことを除けば、残る三菱ジープはパジェロの登場以降の昭和61年の類別整理までディーゼルエンジンユニット機種との併行ドライバーを受けるという遣り甲斐をいたします。
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ということなんですが、昭和59年4月にタフトはフルモデルチェンジで、ラガーに名称変更し、モデル消滅することになります。
しかしながら、今年の6月に約36年のブランクを経て、軽SUV車種として新型復刻版が登場しました。
新型復刻版へ続きます。
※ 記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしております。
by.シノピー「川田忍」
SSブログ、更新いたします。
前回記事の続きです。
ここからは昭和51年9月のマイナーチェンジモデル機種以降の中/後期型のドライバー施行解説をすることにいたします。
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中期型 1976年(昭和51年)9月~1978年(昭和53年)9月
昭和51年9月にマイナーチェンジを受け、外観ではグリルデザインの小変更がなされました。
それまでのスリットタイプから長方形タイプへイメチェンしています。
また、新たなラインアップ追加として、当時のトヨタコロナやハイエースに使われたトヨタ12R-J型1.6リッターOHVエンジンユニットを搭載した、F20 “タフトグラン” を発売しつつも、従来のF10型は車種整理が行われ、6人乗り仕様がラインアップから外れ、尻の短い標準4人乗り仕様に一本化した。
従来のFE型1リッターOHVエンジンユニットとの外見上の違いはボンネットの膨らみであり、実際これがないと、エンジンは収まらず、その強い心臓が載った証拠でもありました。
タフトグランは従来比22ps出力向上、車重が75kg増加、排気量拡大に合わせてデフの減速比を5.571から4.777に高められている。
まだ、5段ギアミッションは夢の時代で、トップギヤは直結4段ギアミッションのまま。しかもトランスファーは通常使用のハイレンジでも1.3倍に減速された作業車的な性格だったから、高速不適応ぶりは相変わらずでした。
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中期型 1976年(昭和51年)9月~1978年(昭和53年)9月
中期型はトヨタ製12R-J型1.6リッターOHVエンジンユニットを搭載したF20型「タフトグラン」がラインアップ追加、F10型と同様に6人乗り仕様と4人乗り仕様、これ唯一に従来の幌ドアタイプに加えて、スチール製バンタイプもラインアップしています。
従来のF10型は車種整理で6人乗り仕様がカタログ落ちして、標準4人乗り仕様のみに一本化されているが、F10型からカタログ落ちした6人乗り仕様は、前述F20型に座を譲ることになります。
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ドライバー施行にあたり、追加ラインアップしたグランシリーズは
F20型標準・4人乗り仕様
F20L型ロング・6人乗り仕様
F20V型スチール製バン 4人乗り仕様
の3タイプを該当グレード機種として、ドライバー施行を求めることになります。
自ら好意のスチール製バンは推薦機種にあたり、まだここではガソリンエンジンユニット唯一構成だが、後期型以降のDG型2.5リッターディーゼルエンジンユニット機種の該当唯一構成にさせるまでは、そのままドライバー施行に我慢しきれるほどの基づきが必要であります。
従来のF10型もドライバー継承しているが、中期型から標準4人乗り仕様にラインアップを縮小したため、そのままドライバー施行を受けることになっています。
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後期型 1978年(昭和53年)9月~1981年(昭和56年)9月
二度目のマイナーチェンジを行い、グリルデザインの変更がなされるとともに、それまでのガソリンエンジンユニット機種に加えて、自社製DG型2.5リッターディーゼルエンジンユニットのF50型が追加設定され、当時の2t積小型トラックであるデルタ2000で実績のある鉄の塊のようなエンジンユニットであり、最初に積まれたFE型1リッターOHVガソリンエンジンユニット機種の倍ほどの重さがあり、今流にはフェイスリフトなんていうらしいが、グリル変更に伴い、顔つきが変わって見た目も近代化した。
このとき、エンジンルーム内に配されたステアリングリンケージの取り回しがダイレクト感を増す方向で簡素化され、極太トルク型の出力特性や重量と相まって、骨っぽい乗り味がより濃くなっています。
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後期型に入り、二度目のマイナーチェンジで外観デザインが新しくなりました。
外観デザインも再度のグリル変更がなされ、当時のランクル40に似せたような見栄えとなりました。
また、この後期型で新たにディーゼルエンジンユニット機種がラインアップされ、自社製DG型2.5リッターは小型トラックのデルタ2000をベースにした改良版であり、この中期型からドライバー施行開始を得る中で、従来の12R-J型1.6リッターガソリンエンジンユニット機種との併行ドライバーを最終型まで実現することになります。
ただし、初期型のF10型、FE型1リッターOHVガソリンユニット機種はこの中期型でフェードアウトしてしまい、ガソリンエンジンユニット機種は中期型の12R-J型1.6リッターに一本化してしまったので、ここでドライバー終焉することになってしまいます。
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ドライバー施行にあたり、自社製DG型ディーゼルエンジンユニット機種がラインアップされたことから、ここでドライバー施行開始を得ることになっています。
従来の12R-J型ガソリンエンジンユニット機種との併行ドライバーもここから始め、最終型まではこの展開で遣り甲斐をするのだが、ドライバー施行されるタイプ機種は
DIESEL 2500
鋼板ドア仕様
スチール製バンスタンダード
GRAN 1600
幌ドア
スチール製バン
のいずれ2タイプの計4タイプ構成です。
この後期型でFE型1リッターガソリンエンジンユニット機種とスチール製バンの6人乗り仕様がラインアップから外れてしまい、いずれのドライバー終焉もなされています。
自ら好意のスチール製バンはこの後期型曰く、推薦機種として取り上げられ、DG型2.5リッターディーゼルエンジンユニット機種のみならず、12R-J型ガソリンエンジンユニット機種もそれに含めている。
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最終型 1981年(昭和56年)10月~1984年(昭和59年)4月
昭和56年10月に最後のマイナーチェンジを受け、再度のグリルデザイン変更のほかにエンジンバリエーションをディーゼルエンジンユニット機種に一本化、幌型のバスタブボディにFRP製のハードトップを被せたレジントップ仕様の追加設定が行われました。
また、翌年には最終型末期として、ディーゼルエンジンユニット機種はDL型2.8リッターにサイズアップしています。
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最終型に入り、最後のマイナーチェンジで外観デザインを改め、グリルデザインが再度変わり、当時のランクル40の類似化をより一層、見栄えさを増すようになったのが特徴です。
最終型はディーゼルエンジンユニット機種に整理されたことで、ガソリンエンジンユニット機種のドライバー終焉を迎えようとしているが、スズキジムニーを除いた当時の多目途クロスカントリー4WD車種においても、トヨタランクル40は昭和54年9月の後期型以降で済ませ、三菱ジープのほうはパジェロの登場以降の昭和61年の類別整理までディーゼルエンジンユニット機種との併行ドライバーを受けるという遣り甲斐を見せるようになります。
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ドライバー施行にしても、3タイプ8バリエーションのうち、
レジントップ
デラックス
スチール製バン
デラックス
幌型
鋼板ドア・デラックス
以上3タイプを該当グレード機種としてドライバー施行を受けることになっています。
ディーゼルエンジンユニット機種化したことに伴い、ガソリンエンジンユニット機種の消滅で相当車種自体にドライバー終焉を迎え、スズキジムニーを除く当時の多目途クロスカントリー4WD車種においても、トヨタランクル40は昭和54年9月の後期型以降で済ませたことを除けば、残る三菱ジープはパジェロの登場以降の昭和61年の類別整理までディーゼルエンジンユニット機種との併行ドライバーを受けるという遣り甲斐をいたします。
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ということなんですが、昭和59年4月にタフトはフルモデルチェンジで、ラガーに名称変更し、モデル消滅することになります。
しかしながら、今年の6月に約36年のブランクを経て、軽SUV車種として新型復刻版が登場しました。
新型復刻版へ続きます。
※ 記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしております。
by.シノピー「川田忍」
以前のタフトと比べると、現行はかなりモダンな乗り物になりましたね。
by しのぴん (2020-10-30 17:25)
しのぴんさん、こんにちは。
コメントのほうをありがとうございます。
現行復刻版はかつてあった軽SUV風車種、ネイキッドの再来ともいうべきでしょうか、外装デザインはドアパネルをはじめとする部品類をリデザインしたものになっています。
レゴブロックのおもちゃのような雰囲気さがあります。
ライバルはスズキ新型ハスラーです。
いかがでしょうか?
また、感想コメントやNICEのほうをお待ちしております。
by シノピー (2020-10-31 13:30)