マツダシャンテ360最終型の想い [マツダ/オートザム/ユーノス/アンフィニ]
こんにちは、シノピー「川田忍」です。
SSブログ、更新いたします。
今日はマツダシャンテ360最終型の記事ネタ投稿です。
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昭和47年7月に登場したマツダシャンテは昭和45年に生産終了となった初代「キャロル」の後継機種ながらも、新型軽乗用車種として発売されました。
開発の段階ではシングルローター式ロータリーエンジンユニットを搭載する計画であったものの、シングルローター特有の振動などの問題やライバルメーカーの阻害などにより実現せず、一般的なレシプロエンジンユニットを搭載しての登場となりました。
ボディタイプは2ドアセダンのみの設定であり、4ドアセダンや2ドアクーペ/ハードトップ、ライトバンなどがラインナップされていた競合車種に対し、非常にシンプルなモデル体系でありました。
そのスタイリングは、セダンでありながらクーペ風の洒脱なフォルムが備わると共に、タイヤを四隅に追いやった安定感あるプロポーションや、独特な形状のCピラーが特徴なデザインであります。
搭載エンジンユニットは軽トラック「ポーター」用のAA型水冷2スト2気筒シングルキャブレター仕様が採用され、このエンジンはシャンテ用に専用チューニングが施され、スペックはポーターを凌ぐ最高出力35ps/6.500rpm・最大トルク4kgm/5.500rpmを発生しました。数値的には他社のシングルキャブ車の30~34psを上回り、業界トップとなるものでした。
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今回、取り上げるのは昭和50年1月にマイナーチェンジを受けた最終型ですが、最初から一貫して、外観デザインに大きな変化をしておらず、車種構成の整理と安全対策の向上が行われたくらいでした。
排ガス規制対応に伴って、スポーツ路線のFシリーズが廃止され、ファミリー路線のLシリーズの車種構成に集約、GLⅡ、GL、LX、Lの4グレード構成は従来とほぼ変わっていません。
また、最大の大きなところは大型黄色ナンバープレート化であり、当時の軽自動車にも一部車種を除いて対応するようになっています。
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マツダシャンテ曰く、自ら旧360ccモデル機種の嫌味につれる中で、その苦手の原点ともなった2ストエンジンユニットは高回転走行サウンドを目途にどうとも好意になれません。
でも、その解消対策適用車種として取り上げる限りであればドライバー施行可能、最終型を選択するとして、グレード機種はGL以下のグレード機種を該当選択することにし、普及運転を心掛けたいです。
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この最終型を以って、昭和51年4月に商用ボンネット型であるポーターとともに生産中止を余儀なくされ、平成元年11月に復刻版キャロル「オートザムブランド」が登場するまで、マツダの軽乗用部門からは13年のブランク空きとなってしまいました。
※記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしています。
by.シノピー「川田忍」
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今日はマツダシャンテ360最終型の記事ネタ投稿です。
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昭和47年7月に登場したマツダシャンテは昭和45年に生産終了となった初代「キャロル」の後継機種ながらも、新型軽乗用車種として発売されました。
開発の段階ではシングルローター式ロータリーエンジンユニットを搭載する計画であったものの、シングルローター特有の振動などの問題やライバルメーカーの阻害などにより実現せず、一般的なレシプロエンジンユニットを搭載しての登場となりました。
ボディタイプは2ドアセダンのみの設定であり、4ドアセダンや2ドアクーペ/ハードトップ、ライトバンなどがラインナップされていた競合車種に対し、非常にシンプルなモデル体系でありました。
そのスタイリングは、セダンでありながらクーペ風の洒脱なフォルムが備わると共に、タイヤを四隅に追いやった安定感あるプロポーションや、独特な形状のCピラーが特徴なデザインであります。
搭載エンジンユニットは軽トラック「ポーター」用のAA型水冷2スト2気筒シングルキャブレター仕様が採用され、このエンジンはシャンテ用に専用チューニングが施され、スペックはポーターを凌ぐ最高出力35ps/6.500rpm・最大トルク4kgm/5.500rpmを発生しました。数値的には他社のシングルキャブ車の30~34psを上回り、業界トップとなるものでした。
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今回、取り上げるのは昭和50年1月にマイナーチェンジを受けた最終型ですが、最初から一貫して、外観デザインに大きな変化をしておらず、車種構成の整理と安全対策の向上が行われたくらいでした。
排ガス規制対応に伴って、スポーツ路線のFシリーズが廃止され、ファミリー路線のLシリーズの車種構成に集約、GLⅡ、GL、LX、Lの4グレード構成は従来とほぼ変わっていません。
また、最大の大きなところは大型黄色ナンバープレート化であり、当時の軽自動車にも一部車種を除いて対応するようになっています。
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マツダシャンテ曰く、自ら旧360ccモデル機種の嫌味につれる中で、その苦手の原点ともなった2ストエンジンユニットは高回転走行サウンドを目途にどうとも好意になれません。
でも、その解消対策適用車種として取り上げる限りであればドライバー施行可能、最終型を選択するとして、グレード機種はGL以下のグレード機種を該当選択することにし、普及運転を心掛けたいです。
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この最終型を以って、昭和51年4月に商用ボンネット型であるポーターとともに生産中止を余儀なくされ、平成元年11月に復刻版キャロル「オートザムブランド」が登場するまで、マツダの軽乗用部門からは13年のブランク空きとなってしまいました。
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by.シノピー「川田忍」
シャンテがマツダの目論見通りロータリーで出ていたら、軽自動車の常識を覆すばかっ早な車になっていたと思います。
もしそうなっていたら、当時の軽自動車の勢力図が変わっていたかもしれないですね。
by しのぴん (2021-02-16 23:52)
しのぴんさん、おはようございます。
コメント返信のほうをありがとうございました。
そうですね。
仰る通りだと思います。
けど、バルブユニットはロータリーディスクバルブでした。
目についているのはRE雨宮仕様です。
シャンテの車体面にREエンジンユニットを搭載したモンスターレース仕様なんですが、これ曰く、市販には至らなかったそうです。
by シノピー (2021-02-17 09:21)