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ダイハツフェローMAX最終型のドライバー施行について [ダイハツ工業]

こんにちは、シノピー「川田忍」です。
SSブログ、更新いたします。

360cc軽自動車、次に取り上げますのはダイハツ2代目フェローMAX後期型のドライバー施行についての記事ネタ投稿です。

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ダイハツフェローMAXは、昭和45年4月に登場いたしました。
昭和41年11月に当社「ダイハツ」初の軽乗用車種として誕生したフェローの2世代目モデル機種ながらも、MAXのサブネームを記して、シャシーや内外装デザインが一新されたほか、翌年には軽自動車初のハードトップ車種が追加されるなどラインナップの拡充も図られていました。
当初はハイパワー路線であったものの、のちに排出ガス規制に対応、大人しい性格に変貌しました。

ボディタイプは、当初は乗用モデル車種の2ドアセダンと商用モデル車種の3ドアバンの2タイプのラインナップであり、スタイリングは、プレーンで実用本位だった先代モデル機種から一転し、ロングノーズ化が図られるとともにデコラティブなディテールが取り入れられ、ボディ・ディメンションは全長2,995mm×全幅1,295mm×全高1,310mm、ホイールベース2,090mmで、先代から全高が40mm低められました。

駆動方式は、先代モデル機種のコンベンショナルなFR後輪駆動から一転して、スペース効率に優れるFWD前輪駆動に変更され、そのフロントに搭載されるエンジンユニットは、水冷2ストローク360cc直2のZM型がキャリオーバーしています。
当初はシングルキャブレター仕様のみの設定で、スペックは最高出力33ps/最大トルク3.7kgmでした。

組み合わせられるトランスミッションは、先代同様4段MTのみの設定でした。
サスペンションは4輪独立懸架式が踏襲された一方、形式はフロントがダブルウィッシュボーン式からマクファーソンストラット式に、リアはダイアゴナル・スイングアクスル式からセミトレーリングアーム式にそれぞれ変更されています。

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今回、取り上げますのは昭和50年1月のマイナーチェンジモデル曰く、最終型となっています。
全軽自動車による大型ナンバープレート対応に伴い、現行黄色ナンバーへの移行化、それに対応した前後バンパー形状変更を受けるとともに、車種編成変更でセダン全機種のツインキャブ仕様と4ドアセダンSTD「スタンダード」、ハードトップLのカタログ落ち、インストルメントパネル、シートバック等の内装変更などが行われていました。

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最終型は何ひとつ、この当時の軽自動車では例外に触れなかったが、全軽自動車による大型ナンバープレート対応に伴う前後バンパーの形状が変わり、それまでとは明らかに違うように見える。
現行黄色ナンバー化され、これ自体にはイグイ面が見られる以外に大きな問題点はなく、旧白ナンバーとの比較面によっては、複雑に見える程度にしか留まっていない。

後期型の前後デザインを踏襲するとして、今回の変更面では内装までもが手に入り、インパネデザインはやや懐古的なイメージ感のある形状になり、このデザイン曰く、新規格化モデル機種のマックスクオーレからも踏襲するが、レイアウト部分が変わったくらいである。

ドライバー施行にしても、旧360ccモデル機種の解消対策適用車種の候補として取り上げているのですが、4ドアセダンを対象としたドライバー施行を受けつつも、カスタムとDXの2タイプを選択します。

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このあと、昭和51年5月に旧360ccモデル機種の車体面に前後バンパーを延長し、AB型4スト2気筒OHC、550ccエンジンユニットを搭載した新規格化モデル機種の「フェローMAX550シリーズ」を発売するも、旧360ccモデル機種は排ガス暫定規制適合などにより、短期間で併行生産を受けています。
ハードトップ機種がカタログ落ちし、セダン機種と商用3ドアバンの2タイプとなりました。

※記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしています。

by.シノピー「川田忍」

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しのぴん

フェローMAX、私にとってはハードトップが印象的でした。
搭載エンジンは当時最強の40PSですし、ピラーレスで窓がすべて開くハードトップボディ、自分の中では一番の軽自動車でした。
by しのぴん (2021-02-27 23:09) 

シノピー

しのぴんさん、こんにちは。
コメント返信のほうをありがとうございました。
ハードトップ、自分自体にあまり相応しいとは思わない外装デザインを最初から最後まで一致して採用していましたので、ノーコメントといたします。

by シノピー (2021-02-28 12:01) 

らしゅえいむ

あらら・・・後ろから購読していたので、恥ずかしいコメントを
次の記事にしちゃいました(汗
(次記事のコメントは読後破棄でお願いします)
by らしゅえいむ (2021-06-12 12:49) 

シノピー

らしゅえいむさん、そんなことは気にしなくていいですよ。
間違いは誰にだってあるものですから。
もう一度、この記事ネタの感想等を教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。

by シノピー (2021-06-14 16:13) 

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