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117クーペ最終型のドライバー施行について [いすゞ自動車]

こんばんは、シノピー「川田忍」です。
SSブログ、更新いたします。

今日はいすゞの旧型スペシャリティーカー車種、117クーペを取り上げてみたいと思います。
今回、取り上げますのは昭和54年12月の最終型なんですが、それのドライバー施行についてです。

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いすゞ117クーペスターシリーズ

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昭和43年12月に登場したいすゞのスペシャリティーカー車種、117クーペ。
コンセプト、デザイン、パッケージ、スタイリングはカロッツェリア・ギアに委託され、当時のチーフデザイナーであったジョルジェット・ジウジアーロが担当し、その流麗な外観スタイリングデザインが特徴な4座クーペモデル機種ながらも、1970年代の日本車を代表する傑作の一つに数えられ、デビュー以来、長期にわたり生産され、長くいすゞのフラグシップを務めていました。
ちなみに車名の117は開発コードネームであります。

いすゞ117クーペウィキ詳細ページ

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117クーペ曰く、発売当初はセミ・ハンドメイドで入念に仕上げたボディを仮想化したジョルジェットジウジアーロのデザインによる流麗なスタイリングをもっていました。
当時の外国輸入車種を思わせた車体構造とボディ外観スタイリングデザインは後継ピアッツアとの差ではデザインの似合いさが対照的であることやその外観スタイリングデザインをもつスポーツカー、スペシャリティカー並みのイメージを強調していたこともあり、ドライバー施行し難い面がある以外に大きな問題点はございませんでした。
前後デザインにしても、発売当初の賛否両論である丸目ヘッドランプをもつフロントセクションの渋さと若干奇妙さのあるリアセクションが残されていました。

今回取り上げます最終型は昭和52年11月のマイナーチェンジモデル機種ごと、後期型からの流用で、賛否両論があった丸型4灯ヘッドランプをやめて、スタイルのイメージを大きく変える容で角型4灯ヘッドランプに形状変更されるというフルモデルチェンジに近い手直しを受けたのが大きな点でしょう。
本格機械プレス型に意識させながら、流麗なスタイリングを残しつつ、フロントマスクはヘッドランプの形状が丸目から角目へと変わっては、当時の流行あるものであったのだといわれ(特にマツダ車種)、見た目は普通といえるとします。
また、バンバー部が頂部のみクロームメッキが施された全周プロテクテッド・ラバーバンパーとなったこと、コンビネーションランプがバンパー内に埋め込まれた一体構造に形状変更(しかも衝撃吸収式の大型バンパー)したことに従来型とはまったく別の印象感を持させていました。

最終型はそれまでのガソリンエンジンユニット機種に加えて、商用ボンネットトラックのファスターや乗用のフローリアン、ジェミニなどで実績のあるディーゼルエンジンユニットを新搭載、2.2リッター(C223型)ディーゼルエンジンユニット搭載のXDシリーズがそれであります。
またXCをベースにG・ジウジアーロ本人自らが内外装をアレンジしたモデル機種として、専用のボディカラーや専用のシート&トリム柄、ジウジアーロのネーム入りオーナメントなどが施されたジウジアーロ・カスタムも新規投入されていました。

2.2リッターディーゼルエンジン搭載の高級パーソナルカーは世界的にもほとんど前例のない試みであったが、当時の国産スペシャリティーカー車種では唯一117クーペがこの搭載エンジンユニットを試みていました。

シリーズの改良点は安全性の向上が主であり、1.8リッターXTを除いた全ての車種にハロゲンヘッドランプを新採用したほか、快適装備(ランバーサポート、スライド&チルト・サンルーフ)の充実、XGにLSD、減衰力可変ショックアブソーバー、リアワイパーを標準装備化した。また、生産終了間際には限定モデルのXEリミテッド(本革内装)、XCリミテッド(専用ファブリック布地内装)もオンエア化されていました。

ドライバー施行にあたっては、

1.8XT「5段ギアミッション」

2リッターXC 「5段ギアミッション」
リミテッド 「3段オートマチック」

2リッタージウジアーロ・カスタム 「3段オートマチック」
     XG 「5段ギアミッション」
     XE 「3段オートマチック」

2.2リッターディーゼル XD-L 「3段オートマチック」

の該当グレード機種の構成でドライバー施行することにしています。

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※ 記事への感想コメント、NICEのほうをよろしくお願いいたします。

by. シノピー「川田忍」

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