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ミラのドライバー施行解説について [ダイハツ工業]

SSブロガーさん、そして皆さん改めまして。こんにちは。
シノピー「川田忍」です。
SSブログ、更新しています。
冒頭でもお話しましたが、自分にとってSSブログは初めてなので、それまではユーザー新規無料登録が停止状態だったために、本ブログサービスの開設ができなくて残念な思いをしました。

でも、最近になり、サイト名称変更(ソーネットブログ→SSブログ)に伴い、それまで停止していた新規無料登録が再開されて、SSブログにアクセスし、無料登録したものの、SMS認証登録で区切りとなってしまい、途中でやめてしまいました。

けど、もう一度アクセスしたら、環境や雰囲気が少しリニューアルされていて、新規無料登録フォームも新しくなって、無料登録して無事にブログ開設することができました。

今回のシノピーのブログは、趣味の原点であります車のブログとして、自らワード文書で拵えている各自動車メーカーの国産車&輸入車のドライバー施行解説史をブログで公開し、記事ネタ投稿します。
国産車&輸入車種のみならず、二輪バイクや特殊車種「トラクターなど」も取り上げていきます。

ブログの記事への感想コメント&NICEを受け付けております。
感想コメントはもちろんのこと、要望リクエストなどはコメントのみならず、メッセージ欄でも受け付けておりますので、よろしくお願いいたします。

更新については他ブログサービスの開設もあって、若干遅れる時もありますが、今後ともシノピーのブログに良かったらお付き合いください。

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ここでは、ダイハツの軽看板車種、ミラのドライバー施行解説を記事ネタ投稿します。

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ダイハツミラは、昭和55年(1980年)6月に登場した軽自動車です。
初代モデル機種が登場した1980年から同社のエントリー車種にあたるエッセ(2005年登場)、そしてその後継であるイース(2010年登場)が登場する時期まではライバル対抗馬となるるスズキアルトと双璧を成していたため、その最盛期には販売台数を熾烈に争ったことで知られ、1991年(平成3年)には軽自動車としては日本国内通年最多販売台数の28万6,975台を記録したという人気軽自動車でした。

イース登場後も販売を続けられていましたが、2018年3月に惜しくも生産中止を余儀なくされ、現在のミラシリーズはイースとトコットの2車種編成でラインアップされています。

今回のドライバー施行解説は親モデル機種を中心に置き、派生モデル車種のジーノ、イース、ココア、トコットについては別記事で投稿することにいたします。

また、歴代モデル機種において、ドライバー施行は全モデルとも可能としていますが、タイプおよびグレード機種には制限及び、こだわりがあります。


歴代モデル車種の簡単な紹介 (初代L55型~3代目L200型)

初代モデル機種(L55型)


初代L55型ミラ後期型パルコSのカタログ画像。

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初代モデル車種は1980年(昭和55年)6月、前年に先行発売したスズキ初代アルトの対抗馬すべき、それまで製造されていたフォローMAX&MAXクオーレバンの正統後継車種となる全く新しい軽ボンネットバンであり、当初はミラクオーレ名義として製造を開始いたしました。

当社(ダイハツ工業)の軽自動車の中心的存在ながら、タウン感覚のスタイルと快適な経済車”としては、画期的な1.5BOXの直線台形スタイルと優れた機能性で大きな話題を呼んでいました。

搭載エンジンは、AB型4ストローク2気筒OHC横置きユニット(31ps/6.000rpm、4.2kgf・m/3.500rpm)の1機種で、足回りでは前:マクファーソンストラット、後:リーフリジットです。


ダイハツ初代L55型ミラクオーレ初期型のカタログ画像。

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初代モデル機種は自分にして、シリーズの中では3代目L200型、2代目L70型に次いで三番目に好きなモデル機種にあたります。
中・後期型を推薦するとして、特にこれのAタイプの赤色「ジョイフルレッド」はスズキ初代アルトに次ぐ当時の軽ボンネットバン車種におけるレッドブラザーズ適用機種として起用し、当時の売りであった赤のボディカラーと原点手掴みを組み合わせた仕様内容を2代目L70型中期型まで基づいています。

また、特別限定&仕様モデル車種も豊富で、西友とのタイアップ企画で生まれたパルコやビビアン、それにキャトレといったバリエーション機種をラインアップしています。
自分はパルコと、ビビアンホワイトスペシャルという2タイプ車種を推薦しています。

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2代目モデル機種(L70型)

2代目L70型初期型のカタログ画像

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2代目モデル機種は昭和60年(1985年)8月に登場。
フルモデルチェンジを受け、先代L55型からはプラットフォームや搭載エンジンが一新され、総合性能が向上すると共に、様々な快適装備が設定された事が特徴でありました。

3ドアハッチバック(1年後に5ドアを追加)の商用ボンネットバンとトールワゴンタイプの「ウォークスルーバン」の2タイプが用意され、先代L55型をキャリーオーバーした直線基調のボディラインやスラントノーズの外観スタイリングが特徴で、ボディサイズは全長3,195mm×全幅1,395mm×全高1,400~1,450mmで、先代から全高が若干高くなり、ホイールベースは100mm延長し、2,250mmとなった。

搭載エンジンは新開発EB型3気筒SOHCユニットの1機種ながら、自然吸気NAとインタークーラー付ターボ(いずれとも気化器キャブレター)の2種が用意され、最高出力/最大トルクは前者が32ps/4.4kgm、後者が50ps/7kgmとなり、先代からそれぞれ10%以上、20%以上のアウトプット向上を得ました。

駆動方式は先代と同じくFWD前輪駆動とパートタイム4WD(後にフルタイム4WDを追加)が設定され、サスペンション形式はフロントはマクファーソンストラット式が踏襲された一方、リアは先代のリジッド&リーフ式からFWD前輪駆動はセミトレーリングアーム独立懸架式に、4WD車種は5リンク&リジッド式に変更されています。

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2代目モデル機種は自分にして、シリーズの中では3代目L200型に次ぐ二番目に好きなモデル機種にあたります。
初期・前期型はもちろんだけど、中・後期型は高性能タイプ機種のターボTR-XXや特別仕様&限定モデル車種を推薦させるとともに、特にターボTR-XXに対して、MT派である自分にしてはキャブターボのTR-XXリミテッド(最終型末期)をドライバー推薦することにしています。

また、先代L55型からの当時の軽ボンネットバン車種におけるレッドブラザーズ適用機種の起用は初期・前期型でピークを迎え、それ以降はホワイトブレス適用機種を基にドライバー施行を受けることになっています。

特別限定&仕様モデル車種もこのモデル機種ではかなり多彩で、西友とのタイアップ企画で生まれたパルコを基底にしたバリエーション機種をラインアップしています。
自分はパルコとアズビィ、コティ80、それにシシリアシリーズ、それにターボTR-XXリミテッド(4ナンバーバンのキャブターボ。最終型末期)を推薦することになります。
パルコは売れ筋のSタイプが中心で、最終型末期にラインアップされたパルコ90を推薦十八番とする。

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3代目モデル機種(L200型)

3代目L200型初期型

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平成2年3月に3代目モデル機種が登場しました。
軽自動車規格変更に対応し先代L70型からボディサイズやエンジンの排気量が拡大されたほか、ターボエンジン搭載のホットハッチ「TR-XX」系が別シリーズとして独立するなどの整理もなされました。

ボディタイプは3ドア/5ドアの乗用セダンと3ドアバンのハッチバックタイプとトールワゴンタイプの「ウォークスルーバン」が用意。先代L70型を色濃くイメージを残した外観スタイリングは、直線基調のボディラインやスラントノーズなどのデザインが特徴であり、衝突安全対策として全車にサイドインパクトビームが採用されました。

ボディサイズは全長3,295mm×全幅1,395mm×全高1,410~1,435mmで、軽自動車規格変更に伴い、先代モデル機種から全長が100mm延長されたほか、ホイールベースも30mm延長され、2,280mmとなったほか、車両重量が40~60kg程増加し、570~690kgとなりました。

駆動方式は当初はFWD前輪駆動とパートタイム4WDが用意され、搭載エンジンは新開発された新規格化660ccにサイズアップしたEF型3気筒SOHCユニットながら、当初6バルブキャブレターと12バルブキャブレターの自然吸気NA、12バルブキャブ&EFIインタークーラー付ターボの4種類が用意された。

最高出力/最大トルクはそれぞれ40ps/5.3kgm、50ps/5.3kgm、61ps/8.6kgm、64ps/9.4kgmで、サスペンション形式は、フロント:マクファーソンストラット式/リア:セミトレーリングアーム独立懸架式(FWD前輪駆動)・5リンク・リジッド式(4WD)が踏襲されました。


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3代目モデル機種。
自分にしてはシリーズの中では一番好きなモデル機種であり、そのきっかけは後期型のJタイプQを愛車適用車種として取り上げていたことから。
後期型を基底に好意しているのですが、初期・前期型ももちろん好意にもち、ターボTR-XXアバンツァートはバンPitは推薦機種となっています。

特別限定&仕様モデル車種もこのモデル機種では前期型でラインアップされたパルコが中心であり、後期型に入ると、PICO(ピコ)が目についています。

それでは、初代から3代目までのドライバー施行解説を次記事にて語ることにいたします。

※記事への感想コメント、NICEをお待ちしております。

by シノピー(川田忍)

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初代ミラのドライバー施行解説について  [ダイハツ工業]

SSブロガーさん、そして皆さん改めまして、こんにちは。
シノピー「川田忍」です。
SSブログ、長らくも更新できておらずに本当に申し訳ございません。
ここから再開し、更新いたします。

前回記事の続きです。

ダイハツの軽看板車種、ミラのドライバー施行解説を記事ネタ投稿していますが、ここでは初代モデル機種のドライバー施行解説をしたいと思っています。

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初代モデル機種(L55型)

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初期型 1980年(昭和55年)6月~1982年(昭和57年)5月

初期型はミラクオーレ名義でした。
3ドアハッチバック形式の4ナンバー商用ボンネットバンながらも、A、Bの2グレード機種に加えて、後席なし2シータの計3グレード機種の構成です。

ドライバー施行はA/Bタイプの2グレード機種を該当機種として適す中で、Aタイプは当時のスズキ初代アルトに次ぐ軽ボンネットバン車種におけるレッドブラザーズ適用機種として起用し、そのイメージを前面に強く押し出すとして、これの赤色「ジョイフルレッド」を選択するうえに、売りであった赤のボディカラーと原点手掴みを組み合わせた仕様内容は、2代目L70型中期型まで適すことにしています。

一方、Bタイプのほうはその逆で、白「ピュアーホワイト」の選択でホワイトブレス適用車種として取り上げています。

また、後期型までは全該当グレード機種とも原点手掴み(4段ギアミッション)でのドライバー施行とさせています。

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中期型 1982年(昭和57年)5月~1983年(昭和58年)5月

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中期型に入り、マイナーチェンジを受けます。
外観はグリルデザインが新しくなり、黒塗装化された横ラインのものになりました。
また、フェンダーミラーの大型化やアルミホイールのオプション設定も同時に行われ、室内では計器盤の新デザインをはじめ、ショックアブソーバーの特性変化に伴い、リアサスペンションを改善。
そして上級志向グレード機種として、Cタイプグレードを追加設定し、フルファブリック化されたシートやリアデッキにカーペットを装備しています。

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ドライバー施行はA/Bタイプに加え、上級志向のCタイプを加えて3グレード機種のカタロググレード機種で該当機種として適すことになります。
その中のA/Cタイプは当時のスズキ初代アルトに次ぐ軽ボンネットバン車種におけるレッドブラザーズ適用機種としてドライバー施行を図る中で、Aタイプはそのイメージを前面に強く押し出すとして、これの赤色「ジョイフルレッド」をそのまま踏襲しています。

新設されたCタイプのほうは朱色「カジュアルレッドM」を選択、そしてBタイプは一旦、白から外して、水色「バーバーブルーM」での選択となります。

中期型曰く、いずれとも原点手掴み(4段ギアミッション)でのドライバー施行をそのまま継続します。

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後期型 1983年(昭和58年)5月~1985年(昭和60年)8月

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後期型に入り、再度のマイナーチェンジを受けられました。
外観はグリルデザインの変更に留まるが、室内ではシート柄を変更しつつも、一部車種のシート生地にトリムを採用しています。
また、5段MT車種をCタイプと新設されたSタイプに設定。それとともに従来のオートクラッチ仕様に代わり、2段トルコンAT車種を後席なし仕様の2シータを除いた全グレード機種に新設定した。

そして、この後期型からバリエーション拡充およびラインアップ豊富が行われ、パートタイム4WD仕様やターボ仕様、それに特別限定&仕様のビビアンシリーズやエルミー、そして西友ブランドのタイアップ企画で生み出されたパルコ、そしてキャトレがそれぞれラインアップされました。

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後期型はカタロググレード機種で

Aタイプ 

4段ギアミッション 赤色「ジョイフルレッド」踏襲

Bタイプ 

4段ギアミッション 水色「バーバーブルーM」から、白「ホワイトインパルス」へ再び戻る

2段トルコンATを該当付加 黄色「スウィングイエローM」を選択。

Cタイプ

4段ギアミッション 朱色はそのままながら、カジュアルレッドMから、チェリーブライトMへ。

5段ギアミッション 赤「ジョイフルレッド」

の3タイプを該当グレード機種として選択。

後に追加設定されたターボとパートタイム4WDは

ターボR 「パークグリーンM」
4WD・A 「ジョイフルレッド」

の2タイプでドライバー施行いたします。

そして、特別限定&仕様モデル機種は

ビビアンシリーズ

Ⅲ    「チェリーブライトM」
ホワイト  「ホワイト」

エルミー

60年型

パルコ

S 「ホワイト」

キャトレ

60年型 

と選択しつつも、ドライバー施行することにしています。
ここからAT機種の手掴みドライバー施行開始しますが、2段トルコン式ATの採用は初となります。

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初代L55型の対する思い等とあとがきへ続きます。

※記事への感想コメント、NICE、お待ちしております。

by. シノピー(川田忍) 

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初代ミラの対する思い等とあとがきについて [ダイハツ工業]

SSブロガーさん、そして皆さん改めまして、こんにちは。
シノピー「川田忍」です。
前回記事の続きです。

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ここでは、初代L55型ミラに対する思い等とあとがきについて、記事ネタ投稿することにいたします。

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対する思い等

画期的な1.5BOXの直線台形スタイルをもつ外観デザインは同時にモデルチェンジを受けた乗用機種のクオーレ3ドアと同様デザインであり、デザイン的には嫌味のないものでありました。
前後デザインに対してもそれに共通し、左右非対称グリルや角型2灯ヘッドランプの採用をもつフロントエンドは際立った渋さや優しき愛嬌のあるもので、リアエンドは故長谷川町子作漫画アニメ「サザエさん」のサザエさん「磯野サザエ」風な輪郭的のあるランプ類の渋さがある以外に問題はありません。

横置き搭載のAB型4ストローク2気筒OHCエンジンユニット(31ps/6.000rpm、4.2kgf・m/3.500rpm)に関して、先代フェローMAX/マックスクオーレ550で見られた特有の2気筒サウンドおよびアイドリング音(ジャボロロロエエアアア)は、当時の他軽自動車とほぼ同じのややしなやかなサウンドおよびアイドリング音(ショロロロエエエアアアアオオオ)に変わり、これに加えて当社オリジナル軽自動車初々しきAB型2気筒サウンド+セルモーター音(旧360ccZM型若干メカニズム面踏襲)を踏襲しつつ、随所部分を優れやすく、渋く、伸びよく、扱いやすくするとともに、前者では貨物車種のハイゼットシリーズとはほぼ対照的なサウンドおよびアイドリング音自体の懐古的、後者は当時のオルタネーター、鉛蓄電池の効き目良好のセルモーター音や、やや地味なモーター機の音色が流れることになります。

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あとがき

初代モデル機種のドライバー施行は歴代シリーズの中では2代目L70型、3代目L200型に次いで3番目に必要ではないかと思います。
4ナンバーバンの中心範囲の十八番となるMT機種は原点手掴み(初代L55型後期型から2代目L70型中期型あたりまでは4WD車種を除いたFWD前輪駆動にも5段MT機種が存在していた)ごとく4段MT機種として、手掴みドライバーを受けるのですが、それのみならず、AT機種も後期型で手掴みドライバー開始し、当初の2段トルコン式に物足りなさはあるものの、必要時以外は普及運転を試みることにしたい。

※記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしています。

by.シノピー「川田忍」

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L55型ミラパルコS

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ダイハツタフトのドライバー施行解説について [ダイハツ工業]

こんにちは、シノピー(川田忍)です。
SSブログ、更新いたします。

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ダイハツの多目途クロスカントリー4WD車種であったタフトが今年の6月に軽SUV車種として復活されました。
ここ最近になり、自分はSUV車種に興味を持つようになりましたが、今年2020年は20年ぶりの再来ブーム到来を意味して、1月にこのダイハツタフトとのライバル関係にあるスズキ2代目ハスラーが、そして6月にはトヨタ4代目ハリアーとこのダイハツタフト、そして8月にはトヨタヤリスクロスがそれぞれ登場いたしました。
今、爆売れしているのはトヨタヤリスクロスであり、友達フォローであるしのぴんさんのブログにもそのネタ記事を取り上げていましたが、ベース車両よりもかなりスポーティ感を前面に強く押し出したような外装デザインがまともに自分にして、似合いがあります。

さて、ここで取り上げるダイハツタフトは昭和49年8月に登場した初代モデル機種のほうを基に取り上げることにいたします。

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初代F10型系は当時の三菱ジープと旧360ccモデル車種の初代ジムニーの隙間を埋める四輪駆動車種として昭和49年8月に発売されました。
本家ウイリスのオリジナルジープや三菱J50系ジープと同じ80インチのホイールベースに、現行型ジムニーより狭いトレッド、そんな小ぶりな車体に不釣り合いな太いアクスルと、見るからに捻れない閉断面構造のラダーフレームを持ち、あらためて車体寸法を見直すと、現行ジムニーよりコンパクトで軽いことに驚かされます。

TAFTとは Tough & Almighty Four wheel Touring vehicle の略。
その意味合いより、まずタフさが印象付けられるキャッチーなネーミングは秀逸だと思う。
しかし、これは新型TAFTだと Tough&Almighty Fun Tool の略というふうに変わっている。
なるほど2WDモデルの設定があるからか…。

当初の車両型式は4人乗りのF10と、リヤオーバーハングを延長して6人乗りとしたF10Lの2タイプで、いずれ幌ドアタイプ。昭和50年排ガス規制適合後は、型式の頭に H- がついて、H-F10(L)などとされた。

4ナンバーゆえ、乗用車の排ガス規制と施行年度や排ガス記号が異なるためピンとこないかもしれないが、四駆では三菱ジープやジムニーエイトにも付与され、小型トラックやバンでも多く見られる記号であり、規制内容はまだゆるやかで、複雑な配管類や触媒装着によって性能を犠牲にされてはいない。

搭載エンジンユニットは、当時としては高回転型で、レスポンスの良い58psのFE型1リッターOHVエンジンユニットの1機種で、低い減速比を組み合わせる。その走りはライトウェイトスポーツに似ていると評されながら、路上での非力さは否めなかった。
悪路を走るにはパワーなどいらないが、販売上は大排気量のジープや維持費の安いジムニーに対抗するのは難しく、諸元上の最高速度は100km/hだが、実際は80km/h巡行も疲れている。

きわめて強靭なシャシーも当時は評価の対象になりにくく、カタログでもアピールされてはいなかった。良くデザインされたボディはオモチャっぽく映ったかもしれない。

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初期型 1974年(昭和49年)8月~1976年(昭和51年)9月

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初期型は4人乗り仕様と6人乗り仕様のいずれ幌ドアタイプ構成であり、当時の他多目途クロスカントリー4WD車種にはスチール製バンタイプが用意されていたにも関わらず、初代F10型はまだラインアップされていなかったので、そのままドライバー施行、4人乗り仕様を選択することにしています。

初代F10型は当時の初代ジムニー風の車体面にトヨタランクル40を小径化したような外装デザインが特徴で、間違えやすいほどのものでありました。
リッタークラスの多目途クロスカントリー4WD車種を意識しますと、スズキジムニー8が当時要するまでは、この初代F10型が最初のリッタークラスの多目途クロスカントリー4WD車種ではないかと思う。

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中/後期型へ続きます。

※記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしております。

by.シノピー「川田忍」

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ダイハツタフトのドライバー施行解説について part2 改訂 [ダイハツ工業]

こんばんは、シノピー(川田忍)です。
SSブログ、更新いたします。

前回記事の続きです。

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ここからは昭和51年9月のマイナーチェンジモデル機種以降の中/後期型のドライバー施行解説をすることにいたします。

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中期型 1976年(昭和51年)9月~1978年(昭和53年)9月

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昭和51年9月にマイナーチェンジを受け、外観ではグリルデザインの小変更がなされました。
それまでのスリットタイプから長方形タイプへイメチェンしています。
また、新たなラインアップ追加として、当時のトヨタコロナやハイエースに使われたトヨタ12R-J型1.6リッターOHVエンジンユニットを搭載した、F20 “タフトグラン” を発売しつつも、従来のF10型は車種整理が行われ、6人乗り仕様がラインアップから外れ、尻の短い標準4人乗り仕様に一本化した。

従来のFE型1リッターOHVエンジンユニットとの外見上の違いはボンネットの膨らみであり、実際これがないと、エンジンは収まらず、その強い心臓が載った証拠でもありました。

タフトグランは従来比22ps出力向上、車重が75kg増加、排気量拡大に合わせてデフの減速比を5.571から4.777に高められている。
まだ、5段ギアミッションは夢の時代で、トップギヤは直結4段ギアミッションのまま。しかもトランスファーは通常使用のハイレンジでも1.3倍に減速された作業車的な性格だったから、高速不適応ぶりは相変わらずでした。

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中期型 1976年(昭和51年)9月~1978年(昭和53年)9月

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中期型はトヨタ製12R-J型1.6リッターOHVエンジンユニットを搭載したF20型「タフトグラン」がラインアップ追加、F10型と同様に6人乗り仕様と4人乗り仕様、これ唯一に従来の幌ドアタイプに加えて、スチール製バンタイプもラインアップしています。
従来のF10型は車種整理で6人乗り仕様がカタログ落ちして、標準4人乗り仕様のみに一本化されているが、F10型からカタログ落ちした6人乗り仕様は、前述F20型に座を譲ることになります。

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ドライバー施行にあたり、追加ラインアップしたグランシリーズは

F20型標準・4人乗り仕様
F20L型ロング・6人乗り仕様
F20V型スチール製バン 4人乗り仕様

の3タイプを該当グレード機種として、ドライバー施行を求めることになります。

自ら好意のスチール製バンは推薦機種にあたり、まだここではガソリンエンジンユニット唯一構成だが、後期型以降のDG型2.5リッターディーゼルエンジンユニット機種の該当唯一構成にさせるまでは、そのままドライバー施行に我慢しきれるほどの基づきが必要であります。

従来のF10型もドライバー継承しているが、中期型から標準4人乗り仕様にラインアップを縮小したため、そのままドライバー施行を受けることになっています。

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後期型 1978年(昭和53年)9月~1981年(昭和56年)9月

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二度目のマイナーチェンジを行い、グリルデザインの変更がなされるとともに、それまでのガソリンエンジンユニット機種に加えて、自社製DG型2.5リッターディーゼルエンジンユニットのF50型が追加設定され、当時の2t積小型トラックであるデルタ2000で実績のある鉄の塊のようなエンジンユニットであり、最初に積まれたFE型1リッターOHVガソリンエンジンユニット機種の倍ほどの重さがあり、今流にはフェイスリフトなんていうらしいが、グリル変更に伴い、顔つきが変わって見た目も近代化した。

このとき、エンジンルーム内に配されたステアリングリンケージの取り回しがダイレクト感を増す方向で簡素化され、極太トルク型の出力特性や重量と相まって、骨っぽい乗り味がより濃くなっています。

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後期型に入り、二度目のマイナーチェンジで外観デザインが新しくなりました。
外観デザインも再度のグリル変更がなされ、当時のランクル40に似せたような見栄えとなりました。
また、この後期型で新たにディーゼルエンジンユニット機種がラインアップされ、自社製DG型2.5リッターは小型トラックのデルタ2000をベースにした改良版であり、この中期型からドライバー施行開始を得る中で、従来の12R-J型1.6リッターガソリンエンジンユニット機種との併行ドライバーを最終型まで実現することになります。

ただし、初期型のF10型、FE型1リッターOHVガソリンユニット機種はこの中期型でフェードアウトしてしまい、ガソリンエンジンユニット機種は中期型の12R-J型1.6リッターに一本化してしまったので、ここでドライバー終焉することになってしまいます。

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ドライバー施行にあたり、自社製DG型ディーゼルエンジンユニット機種がラインアップされたことから、ここでドライバー施行開始を得ることになっています。
従来の12R-J型ガソリンエンジンユニット機種との併行ドライバーもここから始め、最終型まではこの展開で遣り甲斐をするのだが、ドライバー施行されるタイプ機種は

DIESEL 2500

鋼板ドア仕様
スチール製バンスタンダード

GRAN 1600

幌ドア
スチール製バン

のいずれ2タイプの計4タイプ構成です。

この後期型でFE型1リッターガソリンエンジンユニット機種とスチール製バンの6人乗り仕様がラインアップから外れてしまい、いずれのドライバー終焉もなされています。

自ら好意のスチール製バンはこの後期型曰く、推薦機種として取り上げられ、DG型2.5リッターディーゼルエンジンユニット機種のみならず、12R-J型ガソリンエンジンユニット機種もそれに含めている。

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最終型 1981年(昭和56年)10月~1984年(昭和59年)4月

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昭和56年10月に最後のマイナーチェンジを受け、再度のグリルデザイン変更のほかにエンジンバリエーションをディーゼルエンジンユニット機種に一本化、幌型のバスタブボディにFRP製のハードトップを被せたレジントップ仕様の追加設定が行われました。

また、翌年には最終型末期として、ディーゼルエンジンユニット機種はDL型2.8リッターにサイズアップしています。

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最終型に入り、最後のマイナーチェンジで外観デザインを改め、グリルデザインが再度変わり、当時のランクル40の類似化をより一層、見栄えさを増すようになったのが特徴です。
最終型はディーゼルエンジンユニット機種に整理されたことで、ガソリンエンジンユニット機種のドライバー終焉を迎えようとしているが、スズキジムニーを除いた当時の多目途クロスカントリー4WD車種においても、トヨタランクル40は昭和54年9月の後期型以降で済ませ、三菱ジープのほうはパジェロの登場以降の昭和61年の類別整理までディーゼルエンジンユニット機種との併行ドライバーを受けるという遣り甲斐を見せるようになります。

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ドライバー施行にしても、3タイプ8バリエーションのうち、

レジントップ

デラックス 

スチール製バン

デラックス

幌型

鋼板ドア・デラックス

以上3タイプを該当グレード機種としてドライバー施行を受けることになっています。

ディーゼルエンジンユニット機種化したことに伴い、ガソリンエンジンユニット機種の消滅で相当車種自体にドライバー終焉を迎え、スズキジムニーを除く当時の多目途クロスカントリー4WD車種においても、トヨタランクル40は昭和54年9月の後期型以降で済ませたことを除けば、残る三菱ジープはパジェロの登場以降の昭和61年の類別整理までディーゼルエンジンユニット機種との併行ドライバーを受けるという遣り甲斐をいたします。

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ということなんですが、昭和59年4月にタフトはフルモデルチェンジで、ラガーに名称変更し、モデル消滅することになります。
しかしながら、今年の6月に約36年のブランクを経て、軽SUV車種として新型復刻版が登場しました。

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新型復刻版へ続きます。

※ 記事への感想コメント、NICEのほうをお待ちしております。

by.シノピー「川田忍」

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ダイハツフェローMAX最終型のドライバー施行について [ダイハツ工業]

こんにちは、シノピー「川田忍」です。
SSブログ、更新いたします。

360cc軽自動車、次に取り上げますのはダイハツ2代目フェローMAX後期型のドライバー施行についての記事ネタ投稿です。

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ダイハツフェローMAXは、昭和45年4月に登場いたしました。
昭和41年11月に当社「ダイハツ」初の軽乗用車種として誕生したフェローの2世代目モデル機種ながらも、MAXのサブネームを記して、シャシーや内外装デザインが一新されたほか、翌年には軽自動車初のハードトップ車種が追加されるなどラインナップの拡充も図られていました。
当初はハイパワー路線であったものの、のちに排出ガス規制に対応、大人しい性格に変貌しました。

ボディタイプは、当初は乗用モデル車種の2ドアセダンと商用モデル車種の3ドアバンの2タイプのラインナップであり、スタイリングは、プレーンで実用本位だった先代モデル機種から一転し、ロングノーズ化が図られるとともにデコラティブなディテールが取り入れられ、ボディ・ディメンションは全長2,995mm×全幅1,295mm×全高1,310mm、ホイールベース2,090mmで、先代から全高が40mm低められました。

駆動方式は、先代モデル機種のコンベンショナルなFR後輪駆動から一転して、スペース効率に優れるFWD前輪駆動に変更され、そのフロントに搭載されるエンジンユニットは、水冷2ストローク360cc直2のZM型がキャリオーバーしています。
当初はシングルキャブレター仕様のみの設定で、スペックは最高出力33ps/最大トルク3.7kgmでした。

組み合わせられるトランスミッションは、先代同様4段MTのみの設定でした。
サスペンションは4輪独立懸架式が踏襲された一方、形式はフロントがダブルウィッシュボーン式からマクファーソンストラット式に、リアはダイアゴナル・スイングアクスル式からセミトレーリングアーム式にそれぞれ変更されています。

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今回、取り上げますのは昭和50年1月のマイナーチェンジモデル曰く、最終型となっています。
全軽自動車による大型ナンバープレート対応に伴い、現行黄色ナンバーへの移行化、それに対応した前後バンパー形状変更を受けるとともに、車種編成変更でセダン全機種のツインキャブ仕様と4ドアセダンSTD「スタンダード」、ハードトップLのカタログ落ち、インストルメントパネル、シートバック等の内装変更などが行われていました。

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最終型は何ひとつ、この当時の軽自動車では例外に触れなかったが、全軽自動車による大型ナンバープレート対応に伴う前後バンパーの形状が変わり、それまでとは明らかに違うように見える。
現行黄色ナンバー化され、これ自体にはイグイ面が見られる以外に大きな問題点はなく、旧白ナンバーとの比較面によっては、複雑に見える程度にしか留まっていない。

後期型の前後デザインを踏襲するとして、今回の変更面では内装までもが手に入り、インパネデザインはやや懐古的なイメージ感のある形状になり、このデザイン曰く、新規格化モデル機種のマックスクオーレからも踏襲するが、レイアウト部分が変わったくらいである。

ドライバー施行にしても、旧360ccモデル機種の解消対策適用車種の候補として取り上げているのですが、4ドアセダンを対象としたドライバー施行を受けつつも、カスタムとDXの2タイプを選択します。

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このあと、昭和51年5月に旧360ccモデル機種の車体面に前後バンパーを延長し、AB型4スト2気筒OHC、550ccエンジンユニットを搭載した新規格化モデル機種の「フェローMAX550シリーズ」を発売するも、旧360ccモデル機種は排ガス暫定規制適合などにより、短期間で併行生産を受けています。
ハードトップ機種がカタログ落ちし、セダン機種と商用3ドアバンの2タイプとなりました。

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by.シノピー「川田忍」

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旧360cc軽トラ最終型のドライバー施行について ダイハツ編 [ダイハツ工業]

こんばんは、シノピー「川田忍」です。
SSブログ、更新いたします。

自ら苦手である旧360cc軽自動車の記事ネタ投稿を続いておりますが、好意の十八番でもあり、ドライバー推薦の財産ともなる軽トラック車種のドライバー施行、ラストはダイハツ編で締めくくります。

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ダイハツハイゼットS38型最終型

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ハイゼットS38型は本車種の4世代目モデル機種として、昭和46年9月にトラックモデル機種が、その後にスライドバンが昭和47年2月にそれぞれ登場いたしました。
曲面主体のボディ外観スタイリングとなり、フロントウィンドウから繋がるブラックマスクを採用するとともに、ヘッドランプは丸目化されています。

搭載エンジンユニット機種はZM型2スト2気筒ユニットであります。

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S38型の最終型は、昭和54年4月のマイナーチェンジモデル機種が当たり目になるのですが、そのベースからなるルーツは昭和49年9月のマイナーチェンジモデル機種ごとく、中期型モデル機種でした。
フロントデザインが修正されるとともに、内装デザインも新しくなり、旧360cc2ストエンジンユニットのままで翌年から実施される軽自動車の道路運行法改正に伴う現行の黄色ナンバーに対応した改良も実施されています。

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最終型のドライバー施行は、中期型以降のモデル機種からの流れを受け継いでいるのですが、基本的には三方開荷台キャビンをドライバー推薦しつつも、サイドスカート式の一方開荷台キャビンもドライバー可能ではあるものの、スタンダードのみに絞っています。

旧360ccモデル機種の苦手解消対策適用車種の候補車種としても取り上げているためか、2代目フェローMAX360「L38型」最終型と同様に高回転サウンド急変に伴う複雑運転やアクセルペダルの踏み加減、チョークレバーの使用時にあるサウンド排気音の急変、油断運転、チョークレバーの使用ミスには注意し、4スト2気筒エンジンユニット機種と同様にクラッチを早々に踏み込んでギアチェンジするとして、チョークノブも必要時以外は中間に引くことにしています。

また、4代目S38型は、中期型モデル機種以降、新規格化対応550ccのS40型と、完全新規格化拡幅フルサイズの55ワイド「S60型」等の並行生産を行いつつ、昭和56年8月まで長く製造生産されました。

ということで、旧360cc軽トラ最終型のドライバー施行についての記事ネタでした。


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by.シノピー「川田忍」
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