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エメロードのドライバー施行解説 [三菱自動車]

こんにちは、シノピー(川田忍)です。
SSブログ、更新いたします。

今回は三菱エメロードという4ドアハードトップセダン車種のドライバー施行解説をいたします。

mitsubishi_emeraude_1994_1.jpg

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三菱エメロードは1992年(平成4年)10月に登場した三菱のミドルクラス級4ドアハードトップセダンであり、当時、同時期デビューの7代目ギャランベースの4ドアハードトップ型セダン車種となります。スタイリッシュなフォルムと上質なインテリアが備わる、ワンランク上級のスペシャリティカーに仕立てられた外観スタイリングは風洞実験とコンピューターシミュレーションによりボディ形状が最適化され、流麗なスタイリングと共にCd値0.29の優れた空力特性を実現しています。

ボディサイズは、全長4,610mm×全幅1,730mm×全高1,370~1,380mmの3ナンバーサイズであり、センターピラー付4ドアボディを持つギャランよりも全高が30mm低く設定され、ホイールベースは同一の2,635mmで、車両重量はほぼ同等の1,230~1,440kgでした。

搭載エンジンは6A11型4気筒SOHC(気化器キャブレター)、4G93型V型6気筒SOHC(ECIマルチ)の1.8リッター、6A12型V型6気筒SOHC、DOHC(いずれECIマルチ)の2リッターの4種類で、最高出力/最大トルクはそれぞれ110ps/15.7kgm 、135ps/17kgm、145ps/18.5kgm、サスペンション形式はギャラン同様の4輪マルチリンク式を採用し、駆動方式も同じくFWD前輪駆動とフルタイム4WDが用意された。

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実車を見かけることはあまりなかったのですが、車種自体は個人的に好意があり、当時の7代目ギャランに次いで2番目、それに5代目エテルナに次いでは3番目に好きな車種としております。
7代目ギャランの4ドアハードトップ版ながらも、グリル一体型のマルチリフレクターヘッドライトを採用し、丸みのある曲面基調のボディデザイン、ギャラン/エテルナと同じ3ナンバーボディ、豪華な内装・シートなど、高級セダン車種の名に恥じない仕上がりを持つ仕様に初代ディアマンテほどには及ばないものの、スポーティ路線を追求させたようなデザインに自分は印象深く感じられます。

ただ、ライバルであるトヨタカリーナEDほど車高は低くなくて、スタイリング重視もあって、居住性は犠牲になってしまい、当時のユーザーには受け入れずに、価格的にも2.5リッターエンジンユニット搭載の1クラス上のディアマンテ(初代モデル機種)があったためか、販売面では苦戦されていました。

当初の日本国内専用モデル車種は販売不振などもあり、同じ左側通行圏(右ハンドルエリア)の香港・タイ王国・マレーシア・シンガポールへ向けたアジア向けのモデル車種も用意されていたそうです。

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初期型のドライバー施行解説 1992年10月~1994年1月

mitsubishi_emeraude_1994_1.jpg

初期型は廉価志向の4気筒1.8リッターユニット(エレクトロキャブレター)を中心としたドライバー施行を基づくことになりますが、TGグレードがそれで、当時のギャラン/エテルナと同じくエメロードにもMTの設定があるにも関わらず、1.8リッター4気筒エンジンユニット(エレクトロキャブレター)にMT機種がラインアップしていることから、これを手掴みドライバーとしてドライバー施行することになる。

後のグレード機種はAT機種の手掴みドライバーを基づくことになります。
こちらでは、V型6気筒エンジンユニットが基本であり、スーパーツーリング系が中心となります。

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前期型へ続きます。

※記事への感想コメント、NICE、お待ちしております。

by. シノピー(川田忍)

mitsubishi_emeraude_1994_1.jpg

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しのぴん

スタイリッシュな4ドアサルーン、日本メーカーは絶滅状態ですが、ドイツ勢にはまだありますよね。
三菱自動車、全盛期は色んなボディの車を出していたのに、寂しい限りです。
by しのぴん (2020-08-23 22:27) 

シノピー

しのぴんさん、こんばんは。
コメントのほうをありがとうございます。
そうですね。
自分にして、セダン車種は好意の十八番になります。
三菱自社製の旧車種も好意があるけど、クロスカントリー4WD車種のパジェロが一番好きなんです。
特に初代と2代目は好意の十八番で、外観スタイリングと軽油ディーゼルエンジンユニット機種のアイドリングサウンドは自分にして印象深く、これらモデル機種は人気ヒット車種でした。
三菱自体に現在は自社製車種ではなく、海外製車種だったり、他社メーカーとのOEM供給を受けた提携車種になってしまいました。
過去にリコール隠し問題があったことが大きなトピックスで、それが原因で一時新車種の生産をストップしたということもありました。

by シノピー (2020-08-25 17:11) 

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